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不妊症とは
避妊をしないで性生活を持っているにも関わらず、1年間妊娠しない状態のことをいいます。
不妊症の原因
男性、女性共にさまざまな原因があります。“不妊”というと女性が原因のように思われていますが、調べてみると約半数は男性に原因があることもわかっています。
具体的には以下のようなものがありますが、治療をスタートするにあたり、どの原因によるものなのかを検査で見極めておく必要があります。
男性
- 精子の数が少ない、動きがよくない
- 精巣で精子がつくられにくい、つくられない
- 精管がつまっている
- 射精できない、勃起できない 他
女性
- 排卵が起こらない(排卵障害)
- 卵管の異常(詰まっている)
- 子宮に着床不全
- 子宮内膜症 他
不妊症の治療
「基礎体温」を付けていますか?実はこれが大切です。不妊症の治療にはさまざまな方法がありますが、意外にも単純に「妊娠するタイミング」を捉えられず妊娠できていない場合が多いのです。まずは医学的な見解から予測された排卵のタイミングにあわせてご夫婦での性生活を持ち、自然妊娠を期待するところから始めます。症状などから明らかに不妊の原因が分かっている場合には、投薬や手術による治療を併せて進めていきます。
不妊治療には大きく分けて、
【一般不妊治療】と【高度生殖医療(ART)】があります。
受精卵の顕微鏡写真
宇宙のようにも見えます
一般不妊治療
(a)自然排卵日をみつけ性交日を指導する「タイミング法」
(b)排卵障害のある方には、排卵誘発剤使用による「タイミング法」
(c)排卵にあわせて精液を直接子宮内に注入する「人工授精」
などがあります。
人工授精は自費診療となります。
費用:23,100円(税込)
高度生殖医療(ART)
(a)体外受精
(b)顕微授精
体外で卵子と精子を受精させた後子宮内に戻す【高度生殖医療】は一般不妊治療とは分けて考えられており、通常一般不妊治療で妊娠できない場合にこの方法を選択します。
当クリニックでは不妊治療に携わってきた院長が直接ご夫婦とお話し合いをし、身体的・心的・金銭的負担が少なく、お二人の生活スタイル(お勤め時間など)に合わせた方法を一緒に考えながら治療を進めて参ります。
わからないこと、ご心配事など何でもお気軽にご相談ください。
※一般不妊治療には保険適用が可能です。(一部、自費診療となります。)
※各市町村で不妊治療に対する助成制度があります。詳しくはお住まいの市町村へお尋ねください。
費用
体外受精は健康保険がききませんので、すべて自費となります。
料金には消費税が加算されます。
また、注射の量や、体外受精の内容により、人によって金額は変わりますが、合計の負担額は300,000円~500,000円となります。(患者さんによって個人差がございますのでご相談ください。)
項目 | 費用(税込) |
---|---|
排卵刺激料 | 110,000円 |
排卵料 | 110,000円 |
培養料 | 60,500円 |
受精卵凍結料 | 4個まで 49,500円 1個毎 11,000円 |
凍結受精卵融解・移植料 | 77,000円 |
顕微授精料 | 55,000~110,000円 |
胚盤胞培養料 | 22,000円 |
精子凍結料 | 16,500円 |